宮崎銀行、統合プラットフォームで経営管理体制を高度化

2025年9月2日00:01|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 宮崎銀行は、統合経営管理プラットフォームサービス「ConSeek ALM」を採用した。8月29日、同サービスを提供する日鉄ソリューションズが発表した。従来課題だったシステムの操作性やデータの一本化・統合による多面的な分析環境を構築し、経営管理体制の高度化を目指す。

 宮崎銀行は、「金利のある世界」における経営管理体制の高度化を目指し、新たな経営管理プラットフォームの導入を検討していた。これまでのシステムでは、操作性や科目制約に課題があり、データの一元的な管理も困難な状況だった。

 こうした背景から、同行は日鉄ソリューションズの「ConSeek ALM」の導入を決定した。同サービスは、これまで個別に運用されてきたALM(資産・負債管理)や市場リスク管理、収益管理などの業務を統合したワンストップソリューションとして提供される。これにより、全行横断的な経営管理データの統合基盤を構築し、経営方針や市場環境の変化に合わせた最適な経営管理の実現を図る。

 日鉄ソリューションズは、金融機関のシステムに精通したメンバーをプロジェクトにアサインし、これまでの導入実績で培ったノウハウをもとにプロジェクトを主導した。業務知識と技術力によって、安全かつ確実なシステム移行を実現した。

 今回の導入により、宮崎銀行はデータの統合による多面的な分析環境の構築を実現した。これにより、経営状況をより深く、多角的に把握できるようになる。

ニュースリリース