リズム、基幹システムを刷新し業務効率と経営基盤を強化

2025年9月2日18:52|ニュースCaseHUB.News編集部
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 リズムは、複数の基幹システムを統合し、Oracleの「Oracle JD Edwards」への集約を進めている。9月2日、同製品の導入・運用を支援するAIストームが発表した。複数システムに分断されていたデータの統合や業務効率化を目指す。今後は段階的に全システムの統合を進め、経営情報の可視化やグローバル対応の強化につなげていく。

 リズムは、2020年に子会社を合併したが、その後も旧体制に応じた複数の基幹システムを利用していたため、データが分断され、業務効率性が課題となっていた。リズムでは2010年以降、AIストームが導入・運用を支援してきたOracle JD Edwards(JDE)を運用しており、この長年にわたる信頼関係を基盤に、会社全体としてJDEへのシステム統合を進める方針を固めた。

 システム統合プロジェクトでは、まず第1フェーズとして、既存のJDEを最新OS環境へアップグレードし、機能も刷新した。これにより、今後のシステム統合に向けた共通基盤が整った。現在は第2フェーズが進行しており、段階的に旧体制のシステムの統合を進めている。

 今回の取り組みは、リズム社における経営基盤の強化につながると期待されている。将来的には経営情報の迅速な可視化やグローバル対応の強化も視野に入れている。

 AIストームの今井俊夫社長は、長年にわたり支援を続けてきたリズム社のシステム刷新の第1フェーズが無事完了したことを大変嬉しく思うとコメントしている。

ニュースリリース