御座候、全店舗に「タフブック」採用 菓子製造現場の防塵対策で業務効率化

2026年1月26日18:34|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 御座候は、全店舗の業務端末としてパナソニック コネクトの頑丈ノートPC「タフブック FZ-55」を採用した。1月26日、パナソニック コネクトが発表した。小麦粉などの粉が舞う菓子製造現場特有の環境下でシステムの安定稼働を実現し、店舗業務の効率化と将来的なデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指す。

 兵庫県姫路市に本社を置く御座候は、回転焼をはじめとした和菓子の製造・販売を全国で展開している。同社の店舗バックヤードは、生地の原料となる小麦粉や砂糖が舞い、水も使用される精密機器にとって過酷な環境だ。従来、売上確認や発注業務にはファンレスのデスクトップ型パネルPCを使用していたが、経年劣化により粉が侵入し、電源が入らない、動作が遅いといった不具合が頻発していた。PCの不調時にはアナログ作業への逆戻りを余儀なくされ、保守負担の増大も課題となっていた。

 新たな端末の選定にあたり、粉が舞う現場での安定稼働に加え、将来的なクラウド移行を見据えた高い処理性能、作業しやすい14インチの大画面、清掃時に容易に移動できる可搬性の4点を重視した。その結果、優れた防塵・防滴性能を誇り、インテル Core i5-1345U プロセッサーを搭載したタフブック FZ-55の導入を決めた。同社の特殊な使用環境を理解した、きめ細やかな保守サービスの提案も採用の決め手になった。

 2025年3月の導入以降、現場の運用環境は大幅に改善された。従来のパネルPCでは粉末対策として画面に保護フィルムを貼っていたが、入力位置のずれやフィルムの破損がストレスの原因となっていた。タフブックの導入により、キーボード入力の精度が向上したほか、起動速度が劇的に早まったことで開店準備の効率も上がったという。また、ノート型PCへ刷新したことで、狭いバックヤードでの清掃や移動が容易になり、衛生管理の負担軽減にもつながっている。

20260126_gozakou.png
FZ-55は防塵設計で粉に強い

 御座候常務取締役管理本部長の上川英一郎氏は、「小麦粉や水と隣り合わせの環境でも故障せず安定して使えることが、店舗PCを選ぶ上で何より重要だった。店舗スタッフがPCの操作にストレスを感じることなく、客へのサービスに集中できることが導入の最大の価値だ」と話している。

 今後は、タフブック FZ-55を店舗業務の強固な基盤として活用し、クラウドサービスを中心とした社内システムの変革を加速させる。さらなる店舗サービスの品質向上と、持続的な事業成長に取り組む。

ニュースリリース