メタルワン、財務管理システム刷新で業務効率化とガバナンス強化を両立

2026年2月26日00:16|ニュースCaseHUB.News編集部
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 メタルワンは、財務業務の効率化・自動化とガバナンス強化を目的に、財務管理システム(TMS)「ConSeek TM」を採用した。2月25日、システムの提供および導入支援を担う日鉄ソリューションズ(NSSOL)が発表した。同システムの導入により、定型業務の自動化や複数金融機関との接続による資金効率の向上を図り、高度な財務戦略の立案に注力できる環境を整備した。

 メタルワンは三菱商事と当時の日本鋼管(現JFEスチール)が統合して誕生した鉄鋼総合商社。同社が採用したConSeek TMは、取引管理や決済管理、口座残高・資金繰り管理、金融機関接続、会計仕訳など、財務業務を包括的に支援する機能を備えている。

 今回のシステム選定にあたり、NSSOLが製品提供から導入、保守までをワンストップで担い、継続的に高品質なサービスを提供できる点が評価された。また、個社固有の要件にも対応可能な製品アーキテクチャや、高度な専門知識を有するエンジニアリング体制も採用の決め手となった。

 導入プロセスにおいては、システムの標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」の原則を遵守しつつ、自社開発サービスとしての柔軟性を活かして構築が進められた。業務特性や運用実態に適合させるため、標準機能の活用と必要な適合化をバランスよく推進した。その結果、品質と効率を両立させながら、計画通りにプロジェクトを完遂したとしている。

 ConSeek TMの導入により、ERPを含む他システムとの連携が実現し、これまで発生していた二重・三重の入力作業や手作業による定型業務が削減された。これにより、財務部門がより高度な財務戦略の検討・立案に時間を充てることが可能になる。

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ConSeek TMのサービス構成

 さらに、マルチバンク接続機能の活用により、複数の金融機関における口座残高や入出金明細の自動取得が可能になった。余剰資金のある口座から資金不足の口座へ必要額を機動的に移動できるようになり、グループ会社全体の資金滞留を抑制。資金効率の大幅な向上が見込まれている。

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