ストアプロジェクト、江別レンガ活用で省人化店舗オープン

　ストアプロジェクトは2023年8月8日、北海道江別市にレンガと商品を物々交換してショッピングする省人店舗「EBRI STORE」をオープンした。インテリジェント ウェイブ（IWI）が開発したリアルタイムデータ分析ソリューション「AIMD for VE（Value Exchange）Option」の画像認識技術を活用し、レンガと商品の紐づけを実現した。2023年8月8日､IWIが発表した。

　EBRI STOREは、商品の代わりに北海道遺産である江別レンガを配置し、来店客がレジにレンガを持っていくと、自動で商品内容が識別される仕組み。決済後、バックヤードにある実商品を店舗スタッフが提供する。今回の取り組みは、店舗の省力化と、江別市の特色を活かした地域活性化を目的とする。

　IWIは、2022年に映像や音声データ、テキストデータなどをリアルタイムに相関分析するソリューションAIMDを開発。AIMD for VE Optionは、そのオプションパッケージとして、地域の名産を画像データに変換し、他の用途への活用を支援する。

　EBRI STOREでは、AIMD for VE Optionの画像認識機能により、レンガの種類を特定し、該当する商品の情報をPOS端末に連携させている。画像認識は自動で行われるため、来店客がセルフでスキャンする必要はない。

ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000084379.html