インドネシア社会保険庁(BPJS)は、国民向けの医療保険制度の加入者拡大を目指し、レブコムと提携した。2023年10月17日、レブコムが発表した。
インドネシアでは、2023年10月1日時点で全人口の95.20%がBPJS医療保険に加入している。BPJS医療保険は、2024年までに国民の98%の健康保険制度利用を目指し、加入者募集、再活性化のためのプログラムを実施している。このプログラムでは、保険証の失効者に対する有効化、再活性化を呼びかける電話やメッセージを国民に発信している。
BPJSは、これらの取り組みの中で、初回拠出金を支払っていない加入者に対する保険の有効化促進を図るため、レブコムの「MiiTel」を活用する。MiiTelは、電話機能に加え、BPJS職員による電話発信をサポートし、改善するためのモニタリング機能も提供する。モニタリング機能では、発信履歴、取次件数、通話中件数など、さまざまなデータが自動的に表示され、職員による電話発信のマネジメントを支援する。
BPJSは、今回の加入者募集、再活性化のためのプログラム以外にも、WhatsApp経由の参加者管理サービスや教育および苦情処理の集中化プログラムなど、さまざまなプログラムを実施している。レブコムは、今回の提携を通じて、インドネシア政府がより多くの国民に安価な医療ソリューションを提供し、社会補償制度をさらに活用しやすいものとすることで、インドネシアの生活の質向上を支援していく。
ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000037840.html