アイセイ薬局が人事部門の業務デジタル化を目的に、NTTデータ イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を採用した。1月23日、NTTデータ イントラマートが発表した。
アイセイ薬局は、調剤薬局の経営を中心に介護福祉施設や医療モールの開発・運営、医院開業支援などを手掛けるヘルスケア企業グループだ。グループ連結で4000名を超える従業員を抱え、年間数千件に上る人事諸届の処理が課題となっていた。従来は紙の申請書を郵送し、人事部門が手作業で処理するアナログな方法を取っていたが、事業の成長に伴い従業員数が増加し、業務のデジタル化による効率化が急務となっていた。
intra-martの採用理由として、複雑な承認フローに対応できる高機能なワークフロー、ユーザー数に依存しない費用対効果の高いライセンス体系、そして自社仕様に合わせた迅速な開発が可能な点が挙げられている。
導入の結果、現業部門がローコード開発ツールを活用して申請画面を開発し、年間数千件の人事諸届の申請を全面的にペーパーレス化した。これにより、従業員の手間やミスが大幅に減少し、人事部門の業務効率も劇的に向上したという。
アイセイ薬局の担当者は「今回のシステム導入により、人事諸届の申請プロセスが大幅に効率化された。今後は従業員の研修に関する業務など、他の領域でもintra-martの活用を進めていく方針だ」と語った。
NTTデータ イントラマートは、本システムの導入・開発にあたり、セールスパートナーのNECネクサソリューションズと協力してアイセイ薬局を支援した。
ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006585.html