ゲットワークス、水冷式空調機の採用でデータセンターの電力使用効率向上へ

2024年10月1日14:15|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ゲットワークスが、新潟県湯沢町で運営するコンテナ型データセンター「湯沢GXデータセンター」において、シュナイダーエレクトリックの水冷式局所冷却空調機「Uniflair Chilled Water InRow Cooling」を採用した。9月25日、シュナイダーエレクトリックが発表した。

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コンテナ型データセンター「湯沢GXデータセンター」

 ゲットワークスは、AI技術の利用拡大に伴い高まるGPU搭載データセンターの需要に対応するため、高密度なコンテナ型データセンターを開発、展開している。GXテクノロジーと共同で運営する湯沢GXデータセンターは、GPUサーバーを搭載可能なコンテナデータセンターが80台並ぶコロケーション施設として、2023年10月より稼働を開始している。同データセンターでは、バイオマス発電や井戸水、河川水、外気を活用することで環境負荷の低減に取り組んでいる。

 GPUサーバーは稼働中の発熱量が大きく、冷却が課題となっている。今回採用されたInRow空調機は、サーバーラックの隣に設置できるため、冷却効率を高めることができる。水冷式であるため、空冷式と比べ消費電力を抑えられる。

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Uniflair Chilled Water InRow Coolin

 湯沢GXデータセンターは2024年内に水冷サーバーに完全対応し、空冷、水冷両方のサーバーに対応可能なデータセンターとなる予定。サーバーの種別を問わず、負荷に合わせて空調能力を調整できるInRow空調機により、PUE(電力使用効率)1.1未満を目指す。

ニュースリリース