三菱重工環境・化学エンジニアリング、動画教育で安全管理を強化 現場の多様化に対応

2026年5月13日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC)は、ラキールが提供する動画配信型教育サービス「LaKeel Online Media Service」を採用した。5月12日、ラキールが発表した。現場作業員の属性の多様化に対応し、労働安全衛生教育の効率化と実効性の向上を図ることで、事故・災害ゼロの現場づくりを推進する。

 廃棄物処理プラント等の建設において施工管理を担うMHIECでは、安全な建設現場の実現に向けた取り組みを継続している。従来は自社制作の動画を用いて教育を行ってきたが、制作コストや労力が多大であることや、内容のマンネリ化が課題となっていた。また、近年は外国籍作業員や経験の浅い若手、高齢作業員の増加など、現場作業員の属性が多様化しており、全ての層に効果的で統合的に活用できる教育ツールの必要性が高まっていた。

 採用されたLaKeel Online Media Serviceは、建設現場の実務から安全意識まで幅広い分野をカバーする豊富なアニメーションコンテンツを備えている。1本あたり数分程度の短尺動画で構成されており、日常業務の隙間時間などを活用して効率的に学習できる。制作負担を軽減しつつ、現場の状況に合わせた柔軟な運用が可能な点も評価のポイントとなった。

 運用面では、安全衛生部員が年間140現場で実施する月1回の安全パトロールにおいて、現場作業員が直接動画を視聴する体制を取り入れる。実地での安全教育を強化し、作業員一人ひとりの安全意識の向上を図る。今後は事務部門を含む全社的な教育展開も検討しており、組織全体の安全意識の底上げを目指す。

 MHIECの導入担当者は、現場作業員の属性が多様化する中で、誰もが正しく理解できる教育ツールとして活用を広げていきたいとしている。今後はサービスの制作機能を活用し、自社ニーズに合致した独自の教育コンテンツを拡充することで、さらなる安全文化の醸成に取り組む。

ニュースリリース