リンクウィズ、テスト自動化で回帰テスト効率化

2026年5月26日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 リンクウィズは、Webアプリケーションのテスト体制強化を目的に、バルテスが提供するテスト自動化ツール「T-DASH」を採用した。5月25日にバルテスが発表した。手作業中心のテスト運用を見直し、効率化と品質確保の両立を図った。

 リンクウィズは、産業用ロボット向け制御ソフトウェアを提供しており、「LINKWIZ FACTORY CLOUD」を展開している。同サービスは、ロボットの検査結果や稼働データをクラウド上に蓄積し、Web画面で可視化することで品質管理や分析を支援する。

 従来は専任のテスト担当者がおらず、複数名が他業務と兼務してテストを実施していた。その後、体制変更により担当者が1名となり、限られた人員でテスト品質と対応速度を維持する必要があった。テストは、画面のスクリーンショットを取得して表計算ソフトに貼り付け、目視で確認する方法で運用していたが、画面数の増加に伴い負担が増大していた。

 このため、同社はテスト自動化ツールの導入を検討し、無料プランでの検証を経て要件を満たすと判断し、T-DASHの有償プランの導入を決めた。

 導入後は、主にフロントエンドの回帰テストに活用している。ログイン画面や各種メニュー、グラフ表示、検査結果画面などについて、テストケースの約9割を画像比較機能で構成した。バージョン更新前後の画面差分を比較することで、表示のずれやグラフの変化を検出する仕組みとした。現在は128件のテストケースを1名で管理している。

 運用面では、従来は2名で約2週間を要していたテスト作業が、導入後は0.25人月以下となった。全テストの実行には2〜3時間を要するが、夜間実行により翌朝に結果を確認する運用としている。検出結果はそのまま記録として活用でき、リリース判断にも用いている。また、外部への依頼が不要となり、テストの実施タイミングの柔軟性も向上した。

 今後は、自動テストの運用を継続しながら、開発プロセス全体の見直しとリリース頻度の最適化を進める。

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