コメ兵、Repro Booster導入でECサイト表示速度を30％向上
2024年9月27日18:11｜ニュース｜CaseHUB.News編集部
コメ兵は、自社ECサイト「KOMEHYO ONLINE」の表示速度改善のため、Reproのサイトスピード改善ツール「Repro Booster」を導入した。9月25日、Reproが発表した。
コメ兵は、ラグジュアリーブランドの中古品を中心に、ジュエリー、時計、バッグ、ファッションなど常時8万点以上の商品を取り扱うECサイト「KOMEHYO ONLINE」を運営している。同サイトは、オンラインで購入した商品を実店舗で受け取れるのが特徴で、オンラインとオフラインの垣根を越えた購買体験を提供している。しかし、サイトの表示速度が遅く、顧客や店舗スタッフから「サイトが遅い」との声が上がっていた。
コメ兵は、これまでも速度改善に取り組んできたが、期待する効果を得られていなかった。そこで、タグを設置するだけでWebサイト全体の表示速度を高速化するRepro Boosterを導入した。Repro Boosterは、独自の特許技術「クリック予測&先読み機能」と「画像フォーマット自動変換機能」で、導入後の運用もなしにサイト全体の表示速度を高速化できる。
Repro Booster導入後、「KOMEHYO ONLINE」の表示速度は大きく改善した。Webサイトの表示速度に関する指標である「FCP（First Contentful Paint）」はモバイルで30％（0.39秒）、PCで29％（0.39秒）短縮した。「LCP（Largest Contentful Paint）」はモバイルで11％（0.15秒）、PCで15％（0.17秒）短縮した。
コメ兵 営業本部 オンライン事業部長 兼 カスタマーサクセス部長 甲斐真司氏は、「Repro Booster導入後、体感でわかるぐらいサイトスピードが速くなった。お客様や店舗のスタッフから『サイトが遅い』という声が届かなくなったことも大きな成果」とコメントしている。また、「サイト管理者にとっては売れる、売れないという観点でも速度が非常に重要。もし自社のサイトが遅いと気づいたのであれば、簡単に高速化できるソリューションであるRepro Boosterを試してみるのは有益」とも述べている。