世界最大手の独立系再生可能エネルギー企業RESは、事業運営の効率化とグローバル規模での成長を支援するため、IFSのERPソリューション「IFS Cloud」を採用した。9月30日、IFSジャパンが発表した。
RESは、風力、太陽光、エネルギー貯蔵など、多岐にわたる再生可能エネルギー事業を24カ国で展開し、世界で26GW以上の再生可能エネルギープロジェクトを実施している。今後5年間でさらに22GW以上の新規設備を稼働させる計画を推進する中、事業の拡大に合わせた、より効率的な運用体制の構築が急務となっていた。
RESはIFS Cloudの導入により、エンタープライズクラスの運用ERPの成熟度と、先進的なサービス管理および資産管理機能を単一のプラットフォーム上で統合することを目指す。これにより、グローバル全体で標準化されたプロセスを確立し、業務効率化とデータに基づく迅速な意思決定を実現する。IFS Cloudは年2回のアップデートサイクルを採用しており、常に最新の機能を利用できる点も、RESのニーズに合致した。
RESの最高財務責任者であるHenrik Brandt氏は、「IFS Cloudに投資することで、当社のすべてのビジネス活動に対するコントロールが強化され、運用効率の向上に役立ちます。IFS Cloudを使用すると、意思決定のための明確なビジネス情報にアクセスでき、結果として意思決定までの時間を短縮できます」とコメントしている。
RESはIFS Cloudの導入により、開発および建設プロジェクトの管理、効率的な資産運用、プロジェクトコストの可視化、ビジネス全体にわたるプロセスの標準化をより効率的に進める。