ヒューマン・アビリティ・デベロップメントは、Sales MarkerのインテントセールスSaaS「Sales Marker」を導入し、アポイントメント獲得率が6倍に向上した。9月25日、Sales Markerが発表した。
ヒューマン・アビリティ・デベロップメントは、企業や組織向けに実践型研修やオーダーメイド型研修を提供している。ノジマグループの企業としてグループ全体の研修も担当しているが、グループ外の顧客増加を目指し、営業活動を強化していた。しかし、従来の営業リストへの架電を続ける中で、アポ獲得率が低下する課題を抱えていた。
同社は、Sales Marker導入と同時にセールスマーケティング部門を立ち上げ、アポ獲得率向上に取り組んだ。Sales Markerのセールスシグナル機能を活用し、ターゲティング精度を向上させた結果、アポ獲得率は0.5%から3%と約6倍に改善した。
Sales Marker導入前は、研修に関心があるか不明な企業にもアプローチしており、アポ獲得に至っても挨拶で終わるケースが多かった。しかし、導入後は、顧客の課題と自社の強みを結び付けたインテントコールを実施することで、顧客にとってのメリットを伝えられるようになった。その結果、顧客にとっても有益なコールが可能となり、アポ獲得率向上につながった。
また、営業担当者からは「インテントコール担当が獲得してくるアポイントがありがたい」との声が挙がるなど、営業メンバーの精神的な負担軽減にもなっている。さらに、確度の高い商談が増加したことで、営業メンバーのモチベーション向上や精神的な安定にもつながっている。
ヒューマン・アビリティ・デベロップメントは、Sales Marker導入により、ターゲティングの精度向上と顧客との接点の質向上を実現した。今後は、Sales Markerのプランアップグレードも検討し、コール以外の顧客との接点作りを増やすことで、受注に繋がる成果創出を目指す。