ジオコード、フリーランス人材活用でSFA開発体制を強化 複数案件の並行進行へ

2025年7月29日11:34|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ジオコードは、自社開発のクラウド営業支援・顧客管理ツール「ネクストSFA」の機能拡張を目的として、Branding Engineerのフリーランスエンジニアマッチングサービス「Midworks」を採用した。7月29日、Midworksを提供するBranding Engineerの親会社であるTWOSTONE&Sonsが発表した。Midworksを通じて即戦力となるフリーランスエンジニアが開発に参画したことで、従来は困難だった高難易度の機能開発を複数並行して進める体制を構築。開発の生産性を大幅に向上させ、サービスの品質向上につなげている。

 ジオコードはWebマーケティング事業とクラウドセールステック事業を展開しており、後者では主力製品として「ネクストSFA」を運営している。同社では「ネクストSFA」の機能拡張を急ピッチで進める必要があったが、高度な技術スキルを持つ即戦力エンジニアの確保に苦戦していた。正社員採用も計画通りに進まず、既存メンバーだけでは開発の遅延が懸念されていた。特に、難易度の高い複数の機能開発とバグ修正を同時に進める必要があり、エンジニア不足が深刻な課題となっていた。

 こうした背景から、同社はフリーランスエンジニアの活用を検討、複数のサービスを比較した結果、Midworksの採用を決めた。選定にあたり、Branding Engineerの担当者がジオコード側の課題や要望を深く理解し、親身な対応を見せた点を評価した。また、予算内で高い技術力を持つエンジニアの紹介を受けられたことも決め手となった。コストパフォーマンスと人材の質のバランスが、他社サービスと比較し優れていた点も評価した。

 Midworks経由で2名のフリーランスエンジニアが開発チームに参画した結果、開発体制が強化された。従来はリソースの制約から一つずつ順に対応せざるを得なかった高難易度の機能開発を、複数並行して進めることが可能になった。バグ修正の対応速度も向上し、より質の高いサービス提供につながっている。開発チーム全体の生産性が向上したことで、新たな機能開発やサービス改修の検討に時間を割けるようになり、サービス全体の継続的な改善サイクルが回り始めた。

 ジオコードでクラウド開発課の課長を務める山崎恭平氏は、「Branding Engineerから紹介されたエンジニア2名の参画により、高難易度の機能開発を複数並行で進められるようになった。開発チーム全体の生産性が大幅に向上し、サービス全体の改善も積極的に行えるようになった。今後は、参画したエンジニアと共にAIを用いた機能開発をよりスピーディーに行い、営業支援ツールとして一歩先をいくサービスに成長させていきたい」と話している。

ニュースリリース


#SFA #Geocode #Midworks