Srush、データ分析基盤にSnowflakeを採用し利便性向上

2024年9月9日08:00|ニュースリリース公開日 2023年9月26日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 データ統一クラウド「Srush」を提供するSrushは、サービスのデータ基盤としてSnowflakeの「Snowflakeデータクラウド」を採用した。2023年9月26日、Srushが発表した。より高品質かつセキュアなデータ分析体験の提供が狙い。

 Srushは、データ分析を始めるのに必要なものが全て揃ったオールインワンのクラウドサービス。従来、分析を始めるまでに必要だったデータ抽出や加工の手間を必要とせず、サービス上で各種プラットフォームと連携して、簡単、すぐにデータ分析を始められる点、BIやSQLといった専門スキルが不要な点から、幅広い企業に利用されている。

 今回、より高品質かつセキュアなデータ分析体験を提供するために、Snowflakeデータクラウドの採用を決めた。Srushの取締役CTO山崎康久氏は「Snowflakeの活用により、企業規模にかかわらず、また統合データをSrushでロックインすることなく、ユーザーのニーズを最優先に考えたソリューションを提供できる基盤が整いました。Snowflakeという名前を聞いたことがない方から、すでに導入している方まで、全てのお客様がSrushの有用性を体感していただけるよう、利便性を追求して参ります」とコメントしている。

 Snowflakeデータクラウドの採用で、両社の強みを組み合わせた、より安全で便利なデータ活用を顧客に提供可能となる。Srushの、多様なデータ連携先を持ち、幅広いデータ加工が簡単に行える利点は、Snowflakeがもつ高い拡張性、優れたパフォーマンス、データシェアによりさらに利便性高く利用できる。また、先日連携を発表したアマゾンウェブサービスの「AWS QuickSight」と組み合わせることで、データの収集から分析までの一連のプロセスをワンストップで、スムーズに行える仕組みが整った。それぞれの長所を生かすことで、理想的なデータ基盤をクライアントに提供していく。

 今後は、事業面での連携を強め、Snowflakeのもつグローバルなエコシステムの恩恵をより幅広い企業へ提供する。Srushを通じ、Snowflakeデータクラウドをノーコードでの利用が可能になれば、事業規模を問わずより多くの企業が最適なデータ分析基盤を構築できるようになる。これによって、企業がデータをビジネスに活かすための環境を整え、「データを誰にとっても身近なものにする」というビジョンを実現していく。 

ニュースリリースURL
https://www.srush.co.jp/news/20230926