UCCコーヒープロフェッショナル、複雑なBtoB受注網を「EC-CUBE」で刷新

2026年4月23日22:30|ニュースCaseHUB.News編集部
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 UCCコーヒープロフェッショナルは、約1万点に及ぶアイテムの受発注管理を目的に、オープンソースのEC構築プラットフォーム「EC-CUBE」を採用した。4月23日、イーシーキューブの親会社であるイルグルムが発表した。飲食業界特有の複雑な物流ロジックを自動化し、アナログな商習慣のデジタル化と大規模なトランザクションへの対応を実現した。

 UCCグループで業務用サービス事業を担うUCCコーヒープロフェッショナルは、旧システムの限界と、電話やFAXが主流である業界の商習慣をいかにデジタル化するかが長年の課題だった。特に、離島を除く全国へ配送する大規模な商流において、自社便とメーカー直送便が混在する複雑な決済・配送フローの効率化が急務となっていた。

 EC-CUBEの採用にあたっては、その高い拡張性と大規模サイトにおける安定性を評価した。システム刷新により、約1万点のアイテムを一つのカートで決済できるワンストップ化を達成。在庫リスクを抑制しながら品揃えを大幅に拡大できる仕組みを構築した。

 物流面では、全国5拠点の倉庫から在庫状況や配送距離を基に、最適な発送元を数分以内で自動判断する高度なロジックをシステム上で具現化した。「午後3時までの注文で翌日着」という高いサービスレベルを維持しつつ、BtoB特有の複雑な要件を自動化したことで、運用負荷の軽減と利便性向上を両立させている。

 同社は今後も、EC基盤の拡張性を活かし、飲食業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引していく。

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