女性向け不動産サービスのフラウパートナー、1人社長の会計業務に「弥生会計 Next」採用

2025年4月9日20:50|ニュースCaseHUB.News編集部
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 女性向け不動産サービスを手がけるフラウパートナーは、バックオフィス業務の効率化を目的にクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」を採用した。4月8日、弥生が明らかにした。

 フラウパートナーは、女性向け不動産売買・賃貸の仲介を中心に事業を展開している。同社代表社員の花田淑子氏は、東京ガスやアクセンチュアでキャリアを重ね、2024年9月に同社を設立。不動産購入に悩む女性や住宅のダウンサイジングや相続を考える高齢者世代のニーズに応えるべく、一級建築士やファイナンシャルプランナー2級などの資格を生かし、「1人社長」として事業を開始したという。

 会社設立後に会計ソフトの導入を検討する中で、税理士からの助言や周囲の経営者の事例を参考に「弥生会計」を最有力候補として選定。ちょうどそのタイミングで、従来の弥生会計からUI/UXがクラウドネイティブにアップデートされた「弥生会計 Next」の案内がダイレクトメールで届き、先行体験に申し込んだという。

 花田氏には会計業務の経験がなかったため、独力では初期設定も難しかったが、弥生のサポート担当者による電話での初期セットアップ支援により、初期セットアップを1時間程度で完了。細かい設定方法や、弥生会計 Nextの一機能として利用できる証憑管理機能「弥生証憑 Next」、請求書作成・管理機能「弥生請求 Next」などの不明点もサポートとのコミュニケーションを通じてクリアにできたとしている。

 弥生会計 Nextの導入により、会計を中心としたバックオフィス業務の効率化を実現した。例えば、請求書やレシートをスマートフォンで撮影し、弥生証憑 NextにアップロードすることでOCR機能がテキスト情報を自動入力し、弥生会計 Nextに仕訳を連携するといった使い方をしているという。また、弥生請求 Nextで請求書作成を効率化し、これも弥生会計 Nextに仕訳連携している。結果として、物件のリサーチや住宅購入、売却のアドバイスなど、付加価値の高い業務に注力できているという。