ゆめみがクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、申請業務のほぼ100%ペーパーレス化を実現した。8月4日、ワークフローソリューションベンダーのエイトレッドが発表した。
ゆめみは、フルリモートを前提とした働き方を推進する企業で、ホームオフィス費用を全額会社負担とする「フルリモし放題制度MAX」などユニークな人事制度を展開している。組織の成長に伴い、申請業務の効率化や内部統制の推進が課題となっていた。また、独自の人事制度の運用には柔軟なワークフローが必要であり、社内のITリテラシーが高いため、使いやすいシステムが求められていた。
これらの課題を解決するため、ゆめみは2009年にオンプレミス版のX-pointを導入。シンプルでわかりやすい画面や操作性、Excelのデザインをそのままシステム上で再現できるフォーム作成機能が決め手となった。2021年にはクラウド版のX-point Cloudへリプレイスし、長期にわたって活用している。
導入の結果、稟議書や人事関連の届出、物品購入、押印申請、各種報奨金申請など、30種類以上の申請業務をシステム上に移行。社内で利用していた紙の帳票類はほぼ100%ペーパーレス化され、在宅勤務を標準としながら効率的かつ適正に申請業務を行える体制を確立した。
複雑な内容の申請業務も、X-point Cloudの各種機能の活用により、ペーパーレス化を実現。さらに、クエリ機能を活用することで、申請内容を一覧化して管理したり、CSV出力することで、承認後の処理業務も大幅に効率化されている。
ゆめみは今後も、X-point Cloudを活用しながら、独自の人事制度を効率的に運用し、フルリモート環境下での業務効率化と内部統制の推進を図っていく方針だ。
ニュースリリースURL
https://www.atled.jp/news/20230804_01/