ディップ、説明会自動化で1000名採用へ 参加率向上と学生理解を両立

2026年2月18日20:45|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ディップは、昨年比2倍となる1000名規模の新卒採用の成功に向け、MILが提供する説明会自動化サービス「Recruit MIL」を採用した。2月18日、MILが発表した。従来のライブ型オンライン説明会に加え、24時間視聴可能な自動説明会を併用することで、学生に多様な参加の選択肢を提供し、説明会参加率の10%向上を目指す。

 人材サービス事業とDX事業を展開するディップは、2027年度の新卒採用において、各業界に特化したプロフェッショナルチームの体制強化を目的に採用規模を大幅に拡大する。これに伴い、採用の入り口となる会社説明会の在り方に着目し、歩留まりの改善と学生の理解促進が急務となっていた。

 従来のライブ型説明会では、エントリーから開催当日までのタイムラグにより学生の熱量が低減し、参加率が約3割にとどまる点が課題だった。また、情報過多により選考が進んでも企業の重要事項が伝わりきらないケースもあり、運営工数の削減と質の高いコミュニケーションの両立を模索していた。

 こうした背景から、ディップは説明会の「破壊と創造」をテーマに掲げ、Recruit MILの導入を決めた。選定にあたり、24時間365日視聴可能な利便性に加え、インタラクティブ動画を通じて学生が主体的に情報を選択できる点、視聴データから学生の興味関心を可視化できる機能を評価した。年間100回に及ぶ説明会の開催工数が削減できる点や、手厚いカスタマーサポート体制も決め手となった。

 導入後は、ライブ型と自動説明会のハイブリッド形式で運用を開始した。Recruit MILでは、学生が動画内の項目をタップして興味のある情報を深掘りできるほか、頻出する質問をQ&A形式で自動化したことで、双方向の体験向上を図っている。取得した視聴データは面接などの定性情報と掛け合わせ、一人ひとりの学生に寄り添ったフォローアップに活用する。

 今後は、選考後半フェーズでの意向醸成や内定者研修など、採用工程のあらゆる場面での活用を検討している。ディップ新卒採用戦略推進室室長の亀井雄紀氏は、説明会を自動化することで学生がいつでも視聴できるようになり、参加率が上がると確信したと話す。その上で、今後は面談時の理解促進や内定承諾率の改善、さらには採用以外の用途にも広げていく。

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