太陽生命保険が団体保険管理システム刷新で事務不備を10分の1に削減

2025年2月12日21:05|ニュースCaseHUB.News編集部
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 太陽生命保険は、団体保険管理システム「おひさまねっと」を刷新し、事務作業上の不備を10分の1に削減、複数商品の申し込み割合が増加した。テラスカイが2025年2月12日に発表した。

 同社では2016年におひさまねっとの運用を開始したが、紙の申込書による業務を前提としたシステムであったため、事務負担やミスが多く、一度に複数商品を申し込めないなどの課題があった。そこで、Salesforce Service CloudとSalesforce Experience Cloudを導入し、加入者、団体事務局、同社の法人営業や事務担当者の負担軽減、利便性向上をめざした。

 プロジェクトでは複数の機能を段階的に開発し、2023年11月~2024年4月にかけて団体保険の申し込み機能を実装、2024年5月~2024年9月には拠出型企業年金の管理機能を開発した。

 新おひさまねっとでは紙による申請がなくなり、事務作業上の不備が10分の1に削減された。また、Web上で複数の商品を一度に申し込めるようになり、セットでの申し込みの割合が増加している。

 今回の刷新で、団体事務局、及び同社の法人営業と事務担当者の業務負荷軽減に加え、加入者の利便性向上にもつながっている。太陽生命では、今後おひさまねっとに団体保険の給付や請求に関する機能を追加する予定だ。

ニュースリリース