エバラ食品、国内外12拠点のリース資産を一元管理 新会計基準への対応負荷を軽減

2026年8月28日14:08|ニュースCaseHUB.News編集部
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 エバラ食品工業は、マルチブックが提供するグローバルAI ERP「multibook」のリース資産管理機能を活用し、国内外の全拠点におけるリース資産の一元管理体制を整えた。8月27日、マルチブックが発表した。2027年4月以後に強制適用される新リース会計基準への対応を見据え、グループ全体の管理業務の効率化を図る。

 エバラ食品工業は調味料食品の製造販売を手がけ、東アジアや東南アジアを中心にグローバル展開を進めている。上場企業に対して2027年4月1日以後に開始する事業年度から新リース会計基準が適用されることに伴い、対象資産の計算や海外拠点の管理など、会計実務における負担の増大が懸念されていた。

 同社ではこれまで、日本国内のリース資産は日本基準、海外拠点は現地の会計基準に沿って、それぞれ表計算ソフトを用いて管理していた。対象となる契約件数自体は限られていたものの、拠点ごとに情報が分散していたため、データの集計や注記情報の出力、連結修正仕訳の作成を手作業で行っており、新基準の適用後に作業負荷がさらに増えることが見込まれていた。そこで、新基準への対応を契機に、海外拠点も含めたリース資産管理の統一を決めた。

 システムの選定にあたっては、国内6社と海外6拠点のリース資産を単一の基盤で一元管理できる点を高く評価した。各拠点の会計基準に応じた注記情報の集約や出力、連結修正仕訳の出力に対応していることも決め手となった。加えて、既存の会計基盤を変更せずにリース資産管理機能のみを追加でき、標準機能によって追加コストを抑えて仕訳連携が行える点や、海外拠点のセットアップまで含めた導入サポート体制が整っている点も採用を後押しした。

 今回のシステム整備により、エバラ食品工業は国内6社および海外6拠点のリース資産を日本側で一元的に把握・管理可能となった。手作業による集計や修正仕訳の負担を抑え、グループ全体の統制強化と業務効率化につなげる。

ニュースリリース