フジシール、設備投資管理基盤を刷新 予実と連携し迅速な経営判断へ

2026年8月28日14:13|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 フジシールグループのシェアードサービス会社であるフジシールビジネスアソシエは、ディグルのクラウドサービス「Diggle設備投資管理」を採用した。8月27日、ディグルが発表した。設備投資計画の策定から実行、支払いまでを一元管理し、集計工数の削減と投資判断の迅速化を図る。

 フジシールグループは飲料や食品などの容器に使われるシュリンクラベルをはじめ、タックラベルやソフトパウチなどのパッケージング事業を世界各地で展開している。グローバルな製造事業を支える設備投資は経営の重要事項である一方、従来は各事業部が表計算ソフトに入力したデータを集計して管理していた。そのため管理業務が煩雑化し、データの最終版の把握や事業部間での情報共有、タイムリーな進捗確認が困難になっていた。

 こうした課題を解決するため、管理側と事業部側の双方がリアルタイムに投資の進捗状況を把握できる環境整備を目指し、Diggle設備投資管理の採用を決めた。選定にあたっては、設備投資計画の策定から、承認された案件の実行状況や支払い状況の管理までを一連のプロセスとして一つのシステムで完結できる点を評価した。加えて、すでにグループで活用している「Diggle予実管理」とシームレスに連携し、設備投資の進捗を損益計算書(P/L)へ迅速に反映できる拡張性も決め手となった。

 同システムの運用により、各事業部の設備投資計画をクラウド上で一元管理し、関係者が常に最新データを参照できる体制を整える。これにより、計画策定時の集計作業にかかる工数を削減するとともに、情報の共有を効率化する。また、投資計画のP/L反映や複数パターンでの計算、実際の支払い状況の月次管理をシステム上で完結させ、手作業や転記による人的ミスを排除して正確な予実管理を進める。事業部門が投資案件の進捗や遅れを即座に可視化できる環境を構築し、経営管理全体の高度化につなげる。

 フジシールビジネスアソシエ経理サービス部管理会計課課長の森氏は、「これまで表計算ソフトや複数システムに分散していた情報を集約し、事業部門と管理部門が同じデータをリアルタイムで共有できる環境を整備することで、設備投資の進捗や実績を可視化し、迅速な意思決定につなげる」と述べている。

ニュースリリース