アイティメディア、Backlog移行で放置タスク133件を解消

2026年8月28日14:06|ニュースCaseHUB.News編集部
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 アイティメディアは、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を採用した。8月27日、ヌーラボが発表した。約20年利用してきた従来のタスク管理ツールから移行し、タスクの長期滞留を解消した。業務プロセスの可視化と迅速な対応体制の確立につなげたい考えだ。

 アイティメディアはテクノロジーやビジネス、ITに関する専門情報を発信するWebメディア企業。「ITmedia NEWS」や「@IT」などのBtoBメディアや、「ITmedia PC USER」「ねとらぼ」などのBtoCメディアを運営している。メディアの価値向上やユーザー体験の最適化を担う部門では、事業部に対するUI・UX改善提案やCMS運用支援など多岐にわたる技術支援を担当している。

 同社では約20年前から全社で利用してきた従来のタスク管理ツールを運用していたが、担当者や期限、進捗を把握しにくく、通知手段もメールに限られていたため、自分宛ての依頼への気づきや対応が遅れる課題を抱えていた。また、1年以上更新されていない放置タスクが133件残るなど、業務プロセスとの乖離が生じていた。

 課題整理に向けた社内アンケートを経て複数のツールを比較検討した結果、ユーザー数が増加してもコストが変わらない点や、非エンジニアを含めた社内利用経験者が多く学習負担を抑えられる点を評価し、Backlogの採用を決めた。定型業務から複数部署が関わる業務へと段階的にトライアルを実施し、各部署向けのマニュアルやFAQを整備したうえで、2025年4月に正式運用へ移行した。

 運用にあたっては、依頼内容に応じたテンプレートを用意し、素材の有無やスケジュールなど必要な項目をあらかじめ明示することで、記入漏れや確認のやり取りを削減した。さらに、Backlog APIとGoogle スプレッドシートを組み合わせ、担当者が未設定の課題や期限を超過した課題をチャットツールへ自動通知する仕組みを構築した。これにより対応への気づきが早まり、依頼から完了までの期間を大幅に短縮したほか、133件あった放置タスクもゼロになった。

 現在は週次のタスク確認に「Backlog AIアシスタント」を活用し、開始日や期限日が未設定の課題の抽出と日付の一括設定を行っている。今後は部内で利用しているエンジニア向けタスク管理ツールについても、Backlogへの移行を検討していく。

ニュースリリース