コーセー、トヨクモ「安否確認サービス2」採用で災害時の安否確認体制を強化

2025年9月2日00:08|ニュースCaseHUB.News編集部
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 コーセーは、従業員の安否確認体制強化を目的に、トヨクモが提供する「安否確認サービス2」を採用した。9月1日、トヨクモが発表した。国内外の全グループ従業員の安否情報を一元的に、かつリアルタイムで把握できる体制を整え、災害発生時の初動対応を迅速化し、従業員の安全確保につなげたい考えだ。

 同社は、全従業員の安全と健康を経営の重要基盤の一つと位置づけており、近年激甚化する自然災害や多様化するリスクに対応するため、有事の際に迅速かつ確実に安否を確認する体制の強化が急務であると判断した。これまでの運用体制における課題を解消し、安否確認のスピードと精度を抜本的に向上させるため、システム刷新を決定した。

 安否確認サービス2の導入を決定した理由として、災害という混乱時でも全従業員が迷わず使える直感的な操作性や、情報伝達の迅速化と回答率向上に貢献するLINEへの通知機能を挙げている。また、人事データとの自動連携により、管理部門の運用効率を高め、常に正確な情報に基づいた安否確認が可能となることも高く評価した。

 コーセー総務部の川村好一氏は、「この度の安否確認サービス2導入により、国内外グループ全従業員の安否情報を一元的に、かつリアルタイムで把握する体制が整った」とコメントしている。同氏は今後も、先進的なデジタルツールの活用を推進し、あらゆるリスクに対応できる強靭な事業基盤を構築することで、従業員が安心して働ける環境を整備すると話している。

ニュースリリース