レオパレス21、異動配置の検討を表計算ソフトから移行 配置漏れも防止

2026年10月9日15:03|ニュース|CaseHUB.News編集部
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 レオパレス21は、WHI Holdingsのタレントマネジメントシステム「COMPANY Talent Management」シリーズの「組織人員配置」を使い始め、異動配置の検討を見直した。表計算ソフトで情報を集約して反映する作業に多くの工数がかかっていたが、ドラッグ&ドロップで配置案を作り、人事部と各部門長が共同で編集できる。10月7日、WHI Holdingsが発表した。

 賃貸住宅の管理・運営を手掛けるレオパレス21は、基盤戦略の1つに「DX・人的資本経営の推進による持続可能な組織体制の整備」を掲げる。「社員が主役」という考えのもと、一人ひとりの能力を引き出す異動と配置を重視してきた。ただ、従来の異動や組織改編の業務では、表計算ソフトを使い、情報の集約と反映という事務の工程に多くの工数を割いていた。配置の精度を高めるには、こうした手間を減らし、一人ひとりの適性を見極める時間を確保する必要があった。

 このため、「COMPANY Talent Management」シリーズ(呼称:CTM2.0)の「組織人員配置」を使い始めた。選定では、3点を評価した。検討した異動配置案が、基幹人事システム「COMPANY 人事」へそのまま反映される点、異動案をもとにした組織改編、発令・辞令、給与や勤怠への反映まで、工程が分断されずに正確かつ迅速に進められる点、システムの導入から活用まで、WHIによる伴走支援を受けられる点だ。

 効果は、人事部と各部門長による検討で、主に二つ出ている。一つ目は、操作性と検討スピードの向上だ。表計算ソフトで行っていた配置案の煩雑な調整を、ドラッグ&ドロップによる直感的な配置や、玉突き異動のシミュレーションに置き換えた。人事部門と現場の部門長が、システム上で配置案を共有し、共同で編集できるようになり、検討のスピードが大幅に上がった。コメント機能を使えば、後任の部門長への共有事項をシステム上に記録できる。担当者が入れ替わっても、過去の経緯を踏まえた検討が可能で、判断の質を安定して保てる体制が整った。

 二つ目は、正確性の担保だ。手作業の配置検討で懸念されていた、同姓社員の重複配置や、特定の部署への配置漏れといったヒューマンエラーを解消した。未配置の社員を自動で検知するアラートや、空きポジションを視覚的に把握できる機能により、人為的なミスを未然に防げるようになった。

 今後は、蓄積した人事データの活用範囲を広げる。従業員一人ひとりのスキルや経験を可視化し、より多角的な視点で配置を検討できるようにするほか、個々の強みや志向に合わせた研修プログラムの提供も検討する。

 レオパレス21は「画面上で直感的に案を動かし、即座に全体像を把握できるようになり、これまで以上に納得感のある組織検討ができるようになった」とコメントしている。まずは、配置検討の精度向上とスピードアップの定着を進める。

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