カナモトは、Microsoft 365のメールセキュリティの高度化と運用管理の負担軽減を目的に、サイバーソリューションズのクラウドメールセキュリティサービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」を導入した。10月26日、サイバーソリューションズが発表した。約2500アカウントのメール環境で管理者の負担が軽減されたほか、受信時に加えて送信時のセキュリティ対策も強化したという。
カナモトは建設機械のレンタルを中核事業とし、国内外に550以上の拠点を構える。同社では、約2500アカウントに及ぶMicrosoft 365のメール環境の管理・運用で、セキュリティ対策の運用が管理者の大きな負担になっていた。
従来の環境では、初めて受信するメールアドレスからZIP形式の添付ファイルが届くと、いったん自動的に受信拒否される仕様だった。このため、受信者が送信元を確認したうえで、管理者がホワイトリストに登録する必要があった。ホワイトリストの登録数には上限があり、上限値を引き上げることもできなかったため、登録内容の棚卸し作業も発生していた。さらに、フィルターをすり抜けるなりすましメールも増加し、システム担当者の管理・運用工数が膨らむだけでなく、精神的な負担にもなっていたという。
Cloud Mail SECURITYSUITEは、Microsoft 365やGoogle Workspaceにアドオンする形でメールセキュリティを強化するクラウドサービスだ。標的型攻撃対策や脱PPAP対策、誤送信防止による情報漏えい対策、メールとチャットのアーカイブによるコンプライアンス対策などの機能を備える。カナモトは、多層防御など十分な機能を備えながらコストパフォーマンスが高い点を評価した。3カ月間のトライアルを通じて、メールセキュリティの運用管理工数を減らせることを確認したことも採用につながった。
導入により、それまでの運用負担が軽減されたほか、サイバーソリューションズのサポートを受けながら、新たな脅威への対策も円滑に進められるようになった。また、従来は受信時のみだったセキュリティ対策に送信時の対策が加わり、メール環境の安全性が高まったとしている。