清風学園、2700人規模でタブレット向け学習支援アプリを中学高校全学年に導入

2024年9月25日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 清風中学校・高等学校(清風学園)は、MetaMoJiのタブレット端末向け学習支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入した。教師にとっては円滑な授業の進行や生徒の学習状況把握の効率化などに役立っているほか、生徒の学習意欲向上や質の高い協働学習にもつながっているとしている。MetaMoJiが9月18日に発表した。

 清風学園は2022年、中学1年生と高校1年生を対象にiPadとMetaMoJi ClassRoomを導入。現在は全学年に1人1台の端末を配布し、2700人規模、全教科で活用しており、生徒の日々の学習を支えるツールとして定着しているという。

 MetaMoJi ClassRoomはリアルタイムな画面共有・転送機能を備え、教師は机間巡視を行うことなく生徒の学習状況を把握できる。また、紙に書いているような感覚でノートを取ることが可能で、従来の学習スタイルとの親和性も高い。さらに、搭載されているかな漢字変換機能は手書き入力にも対応し、学年別辞書も活用できるため、学習効果を高められるとしている。さまざまなOSに対応できる汎用性の高さも特徴だ。

 MetaMoJi ClassRoomの採用理由について清風学園ICT室責任者の根岸太郎氏は「生徒の学習に欠かせない『書く』行為との親和性、リアルタイム性を評価し、導入を決定した」と説明する。

 導入後は、プリント配布や回収などの手間と時間、コストを削減できたほか、リアルタイムモニタリング機能により教師が授業中に生徒ごとの学習状況を即時に把握できるようになり、的確な指導がしやすくなったという。さらに、教職員間の情報共有や生徒の協働学習の基盤としても有効に機能しているとしている。

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