恵佑会第2病院は、地域医療への貢献と集患を目的に総合健診支援システム「iD-Heart」を導入した。4月2日、同製品を提供するテクノアが発表した。
恵佑会第2病院は、消化器系がんの外科治療において北海道内有数の実績を持つ医療機関であり、地域がん診療連携拠点病院として高度ながん治療を提供している。同病院では2024年に健診サービスを新たに立ち上げるにあたり、業務効率化とサービス品質向上を図るためにiD-Heartの最新バージョンとなるVer.5を採用した。
導入背景には、健診業務に特化したシステムが必要だったことがある。同院では年間約800件の健診実績があり、効率的な運営と正確な結果報告が求められていた。iD-Heartは価格のリーズナブルさや小規模医療機関での導入実績が豊富である点が評価され選ばれた。
iD-Heartは、健診業務に詳しいスタッフがいない中でもスムーズな運用開始が可能だった。同製品は健診の流れに沿った操作設計となっており、短期間でサービスを立ち上げることができた。また、インストラクターによる重点的なサポートも提供され、現場での不安要素の軽減にもつながった。
導入後は、電子カルテとの連携により、医療情報の共有がスムーズとなり、厚生労働省が推進する医療DXにも対応する形で運用されている。同院医事課長の佐久間氏は、「iD-Heartの導入は大正解だったと実感している。今後も本システムを活用し、健診サービスを安定運営させていく」とコメントしている。
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