宝印刷、開示業務システムにテックタッチを採用 月3000件の問い合わせ削減

2026年4月23日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 上場企業などの情報開示業務を支援する宝印刷は、統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo」において、テックタッチが提供するデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を採用した。4月22日、テックタッチが発表した。複雑な開示業務の自走化を推進することで、サポートデスクに寄せられる膨大な問い合わせの削減と、ユーザーの利便性向上を目指す。

 宝印刷が提供するWizLaboは、有価証券報告書や招集通知といった極めて高い専門性と正確性が求められる法定開示書類の作成を支援するシステムだ。現在、上位機種の累計導入社数は1800社を超えているが、操作に迷いが生じるとミスや適時開示の遅延を誘発する恐れがある。同社のサポートデスクには月平均で約3000件の問い合わせが寄せられており、ユーザーが自己解決できる環境の整備とサポート業務の負荷軽減が最優先事項となっていた。

 テックタッチの採用にあたっては、直感的な操作性や、問い合わせが多い項目にピンポイントでガイドを設置できる柔軟性を評価した。また、システム本体を改修することなく、ノーコードで画面上に操作ガイドや吹き出しによる新着情報を表示できる点も決め手となった。同業他社製品との比較検証においても、操作の難易度が低く、柔軟に実装を行える点が評価された。

 導入により、ユーザーがサポートデスクを介さずに初期設定や操作を完結できる環境を整える。これにより、年間約3.7万件に及ぶ問い合わせ対応工数の削減を見込む。さらに、テックタッチ上でアンケートの実施や分析を行うことで、ユーザーの利用実態を的確に把握し、継続的なシステム改善につなげる考えだ。

 今後は、ナビゲーション上でのセミナー告知などの案内も行い、運用コストの削減と新規契約数の増加を両立させていく。宝印刷の野﨑氏は、テックタッチの導入によって開発工数をかけずにタイムリーな情報発信が可能になるとし、「顧客満足度の向上とさらなるWizLaboの利便性強化を目指していく」とコメントしている。

ニュースリリース