デニーズ318店舗でClipLineの「ABILI」導入 オペレーション品質のばらつき解消へ

2024年9月9日09:00|ニュースリリース公開日 2024年9月3日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 セブン&アイ・フードシステムズは、同社が運営するファミリーレストラン「デニーズ」の全318店舗で、ClipLineのサービステックソリューション「ABILI」と、子会社のChain Consultingによる業務プロセス最適化支援のコンサルティングサービスを採用した。9月3日、ClipLineが発表した。店舗のオペレーション品質のばらつきを抑え、顧客体験の安定やブランド価値の向上につなげたい考えだ。

 デニーズは店舗スタッフの教育やオペレーションの均質化に注力してきたが、近年、人材の入れ替わりや店舗オペレーションの複雑化に伴い、店舗間で提供品質にばらつきが生じていたという。

 今回のプロジェクトでは、Chain Consultingの支援を受け、経営上の課題を抽出して解決の優先順位を付けるとともに、店長やマネージャーなどミドル層が店舗ごとの課題を特定して継続的に改善に取り組むためのプロセスや運用の仕組みも設計する。その上で、ABILIが提供するさまざまなITツールを活用して、店舗の状況の可視化や改善の実行につなげるという。

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ABILIとコンサルティングサービスの活用イメージ

 具体的には、他拠点ビジネス特化型のダッシュボード「ABILI Board」により、ミドル層が管轄店舗の詳細情報を容易に確認できるようにする。さらに、短尺動画配信や双方向のコミュニケーション機能、ナレッジ共有機能などを備える他拠点ビジネスの課題解決実行支援・マネジメントシステム「ABILI Clip」を活用。店舗固有の課題を自律的に解決できる基盤を整備し、ミドル層の店舗マネジメントや課題解決の能力を強化するとしている。

ニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000011390.html