リロクラブ、不正検知と3Dセキュア併用でチャージバック撲滅 業務工数3割減

2026年9月10日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 リロクラブは、かっこが提供する不正検知サービス「O-PLUX」と本人認証サービス「3Dセキュア」を併用し、クレジットカード不正利用への対策を強化した。9月9日、かっこが発表した。クレジットカードの不正利用に伴うチャージバック被害をゼロに抑えるとともに、対応にかかっていた業務工数を約30%削減した。リスク懸念から制限していたサービスメニューの再拡大につなげている。

 リロクラブは福利厚生アウトソーシングサービス「福利厚生倶楽部」や、会員向け優待特典を提供する「Club Off Alliance」を運営している。宿泊施設やレジャー、家事代行など多彩なメニューを提供してきたが、2017年頃からのサービスデジタル化に伴い、即時発行されるデジタル商品や金券類の取り扱いが増加。これらを狙った不正取引が顕在化し、2018年にはクレジットカードの不正利用によるチャージバック被害額が大きく拡大していた。

 従来は決済代行会社からの連絡を受けて被害を把握していたため、社内手続きや利用者、契約企業、決済代行会社への対応など、現場の業務負担増加が課題となっていた。複数の不正対策ツールを比較検討した結果、カード情報だけでなく住所や電話番号の疎通情報といった独自のデータベースと照合して判定できる多角的な検知ロジックを評価し、O-PLUXを採用した。自社で複雑なルールを維持・管理する負担がなく、運用が円滑である点も評価した。

 リロクラブは2019年4月にO-PLUXを導入し、2024年11月には本人認証サービス「3Dセキュア(EMV 3-Dセキュア)」の併用を開始した。不正の実態がリアルタイムで可視化されたことで、疑わしい取引を未然に遮断できる運用体制を整備。ライフスタイルの変化に伴いレジャーなどのチケットが標的となった際も、O-PLUXのロジック調整と連携して迅速に封じ込めた。

 一連の対策により、チャージバック被害はゼロに抑えられ、不正対応に要していた業務工数も約30%削減した。安全性が確保されたことで、リスク懸念から出品を制限していた商品ラインアップを再び拡大し、サービスの拡充を進めている。

 リロクラブ カスタマーサービスユニット コンタクトセンターマネジメントグループ グループマネージャーの坂部聡氏は、「物価高を受けて食事補助など生活密着型サービスへの注目が高まっており、多彩なメニューの拡充を予定している。事業拡大に伴い不正のリスクも高まるため、O-PLUXには今後も安心してサービスを利用できる環境作りを支えてもらいたい」とコメントしている。

ニュースリリース