ペッツファーストが経費精算システム導入で6000件の業務の効率化、法対応も実現

2024年9月9日08:30|ニュースリリース公開日 2024年3月25日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ペットの総合企業ペッツファーストが、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」を導入し、年間約6000件の経費精算業務の効率化に成功した。3月25日、システムを提供するラクスが発表した。

 ペッツファーストは全国に90拠点を展開し、ペット販売からアフターサポート、動物病院運営などを行っている。同社は2020年10月に「楽楽精算」を導入。現在は全国約80店舗で活用し、経理担当者の業務負荷軽減に加え、従業員の業務効率化やガバナンス強化を実現している。

 導入前は、エクセルを使用し紙ベースで経費精算の管理を行っていた。全国の店舗から届く経費申請データの集約や、申請から経理担当者への書類到着までの時間確保が必要で、経理担当者は短期間での処理に追われていた。また、経費申請のフローが一元化されておらず、店舗側の負担も大きかった。

 「楽楽精算」導入後は、経費精算にかかる処理をシステム上で一元管理することで、毎月約500件発生する経費精算業務を効率化した。申請内容と領収書の原本をシステム上で確認できるため、申請発生時に都度処理が可能になり、業務が平準化された。会計システムへのデータ取り込みも1クリックで完了し、作業時間が大幅に削減された。

 さらに、2023年10月施行のインボイス制度や2024年1月義務化の電子帳簿保存法への対応も、社内フローの整理のみでスムーズに対応できた。承認フローの確立により、内部統制が強化されガバナンスも向上した。

 ペッツファーストの林一秋取締役CFOは「導入から約3年半経過し、経理担当者の工数削減のみならず、店舗含め全社に『楽楽精算』が定着し、業務効率化の成果が明確になってきた」とコメント。
 
ニュースリリースURL
https://www.rakus.co.jp/news/2024/0325.html