戸田建設名古屋支店、図面アプリ採用で印刷量を8割削減 作業効率化も

2026年7月22日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 戸田建設名古屋支店は、進行中のオフィスビル新築工事現場において、BuddyBoardが提供するリアルタイム図面共有アプリ「BuddyBoard」を採用した。7月21日、BuddyBoardが発表した。図面のデジタル共有とリアルタイムでの共同編集を推進し、現場業務のペーパーレス化を達成。打ち合わせ後の確認や連絡といったアフターフォロー作業の手間を解消し、業務の効率化を図る。

 戸田建設名古屋支店が手掛ける名古屋市栄錦エリアのオフィステナントビル新築工事現場では、施工管理にあたり図面共有や確認作業の効率化が課題となっていた。従来はA1サイズの紙図面を印刷して手渡しや郵送で事前共有し、打ち合わせ時には紙を囲んで手書きの確認を行っていた。書き込み後のスキャン作業や修正事項のリスト化に時間を要していたほか、リモート参加者とのリアルタイムな意思疎通が難しい点も問題視されていた。また、汎用ノートアプリの試用では書き込みの反映までに時間を要する課題が生じていた。

 こうした背景から、現場業務のペーパーレス化と即時情報共有の実現に向け、リアルタイム共同編集に強みを持つBuddyBoardの本格運用を決定した。編集内容が即座に全員の端末へ反映される応答速度の高さや、1枚の図面上にレイヤーを分けて情報を管理できる機能を評価。手書き感覚で直感的に操作できる扱いやすさも選定の理由となった。

 実際の現場では、分科会や総合定例、施工計画書の確認、各種現場検査、安全衛生協議会といった幅広いシーンでBuddyBoardを活用している。図面上への手書き入力や担当者ごとの色分け記録を行うほか、レイヤー機能を駆使して天井・床・壁などの仕上げ情報を1枚の図面に集約している。現場検査では配筋やコンクリート打設のチェックシートをアプリ上で管理し、端末からの直接入力とリアルタイム承認を完結させている。

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BuddyBoardで図面をデジタル化して共有する様子

 運用の定着により、各種打ち合わせにおける図面印刷量を約80%削減した。また、打ち合わせ中にリアルタイムで共有と記録が完了するため、終了後に発生していたメール送信や電話連絡などのアフターフォロー工数がほぼ不要となった。図面上のリンクから詳細図へ遷移する機能や面積・距離の即時測定機能も活用され、現場における意思決定の迅速化に寄与している。

 現場副所長の岡村英樹氏は、「現場で非効率な作業に出くわした際、BuddyBoardで解決を試みると大抵のペーパーレス化は実現できる。名古屋支店内でも他部署から使ってみたいという声が上がり、導入が広がりを見せている」と話している。

ニュースリリース