清水建設、燈と共同でアクセス道路自動設計システムを開発

2026年7月22日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 清水建設は、東京大学発AIスタートアップの燈と共同で、山岳部における風力発電所のアクセス道路のルート設定を自動化・最適化するシステムを開発した。7月21日、燈が発表した。地形データや制約条件を高速処理する最適化アルゴリズムにより、風力発電事業者に対して最適な事業プランを迅速に提案可能とする。

 山岳部における風力発電所の建設では、複雑な地形や制約条件が存在するため、アクセス道路のルート設定に膨大な時間と熟練技術者の高度な経験を必要としていた。また、風車配置の変更に伴う再設計や工事費算出の負担が大きく、事業性評価のボトルネックとなっていた。

 今回開発したシステムは、データを高速で処理する最適化アルゴリズムを搭載している。切土や盛土などの工事数量を自動で計算・分析し、コストや工期に直結する工事数量を考慮した複数のルートパターンを短時間で比較検討できる点が特徴だ。属人的な知見に頼らず最適解を得られる環境を整備した。

 同システムの導入により、風車配置の検討から工事費算定に至るまでの事業性評価を、精度高く短期間で反復実行できる体制を構築した。プロジェクトの精度と意思決定スピードの向上につなげている。

 今後は、本システムのコアとなる最適化アルゴリズムの応用を進め、建設業界全体の生産性向上と再生可能エネルギー事業の推進に貢献する考えだ。

ニュースリリース