三井不動産ら、東京ミッドタウン八重洲でロボット配送サービスを本格始動

2026年7月22日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 三井不動産、NTT東日本、NAVER Cloud Corporationの3社は、東京ミッドタウン八重洲においてデリバリーロボットによるフード・ドリンクの配送サービスを開始した。7月21日に3社が発表した。AIが自ら判断して自律走行する「フィジカルAI」とデジタルツイン技術を活用し、オフィスワーカーの利便性向上や飲食店の販売機会拡大とともに、大規模複合施設の高度な運営DXを推進する。

 商業やオフィス、バスターミナル、ホテルなど多様な施設が集積する大規模ミクストユース型施設「東京ミッドタウン八重洲」では、利用者への利便性提供や館内飲食店の利用促進、施設運営の効率化が求められていた。これまで三井不動産とNTT東日本はデジタルツインを活用したロボットやナビゲーションの実証を進めてきたが、クラウド・AI技術に強みを持つNAVER Cloudを加えた3社で、実際の施設運営への実装・本格提供に至った。

 同サービスは、館内地下1階と5階の対象飲食店から、7階の「ワークスタイリング 東京ミッドタウン八重洲」へデリバリーロボットが商品を届けるものだ。ロボットは地下1階に3台、5階に1台の計4台を配置している。

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B1Fに設置されるデリバリーロボット

 オフィスワーカーは普段使い慣れたLINEから注文可能で、専用端末や複雑な操作を挟むことなく業務の合間に受け取ることができる。注文を受けた店舗が商品をセットすると、ロボットがセキュリティドアやエレベーターと連携しながら複数フロアをまたいで自動配送する。

 デリバリーロボットには、カメラ映像をAI解析して位置や周囲の状況を判断・走行する「フィジカルAI」を採用。クラウド上のデジタルツインを活用したシミュレーション学習により、人の行き交う複雑な館内でも歩行者を認識しながらスムーズに自律走行できる。また、デジタルツインを共通の"デジタル地図"として機能させることで、レイアウト変更時もクラウド上のデータ更新のみで迅速に対応できる柔軟性も持たせた。

 今後3社は、今回構築したデジタルツインをビル管理業務など施設運営DX全体へと横展開していく考えだ。ロボット、飲食店、オフィス、施設設備をスムーズにつなぎ、次世代の施設運営モデルの確立を目指す。

ニュースリリース