ライフカード、RCS導入で開封率75%、コスト85%削減を実現

2026年7月22日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ライフカードは、AI CROSSが提供するメッセージサービス「絶対リーチ!RCS」を採用した。7月21日、AI CROSSが発表した。従来のメールや郵送DMが抱えていた開封状況の不透明さやコスト負担といった課題を解決するため導入された。重要書類の提出依頼で開封率75%、クリック率30%を達成したほか、郵送DM比較でコストの約85%削減を見込むなど、顧客コミュニケーションのDX推進において成果を上げている。

 ライフカードは、クレジットカード事業を中心にプリペイドカードや決済インフラなど幅広いキャッシュレスサービスを展開している。同社では顧客への重要案内や販促施策において、電話、メール、郵送DMといった複数チャネルを活用してきた。しかし、メールは開封状況が把握しづらく、1通あたり約100円かかる郵送DMはコスト面から施策頻度が制限される上、反応データの取得が難しい点が課題となっていた。確実に情報を届け、効果検証を行える効率的なコミュニケーション手段が求められていた。

 こうした課題に対し、同社は以前から活用していたSMSの延長として「絶対リーチ!RCS」の導入を決定した。SMSと同等の高い到達性を維持しつつ、画像やカルーセルなどのリッチコンテンツを活用して視覚的に情報を伝えられる点を高く評価した。

 導入後は、重要な案内や行動喚起が必要な三つの施策でRCSを活用している。ゴールドカードの招待施策では、特典やメリットを画像・カルーセルで訴求することで開封率56.4%、クリック率14.1%を記録し、郵送DMと比較して約85%のコスト削減を見込んでいる。手続きが複雑な多要素認証案内では、操作手順をカルーセル機能でステップごとに視覚化し、手続き完了数がメール運用の2倍以上に向上した。さらに、重要書類の提出依頼では情報を1枚の画像に集約し、メール送信後のフォローとして段階的に配信することで、開封率75%、クリック率30%を達成した。

 また、RCSでは公式社名やロゴが表示されるため、送信元の信頼性が向上して顧客の不安が解消されたほか、配信後のクリックや手続き完了といった顧客の行動スピードも格段に早くなった。開封率やクリック率の可視化により、継続的な施策改善サイクルも構築できている。

 同社の担当者は、成果を得られた要因として「分かりやすさ」と「行動導線の設計」を徹底した点を挙げている。スマホを確認しやすい夕方帯への配信最適化などにも取り組んでおり、今後は販促領域への活用拡大や他チャネルとの最適な役割分担を進めていく。

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