リーガルコーポレーション、人事システム基盤刷新でグループ9社1400名の業務を標準化

2026年9月4日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 リーガルコーポレーションは、グループ9社の人事システム基盤として、パトスロゴスの人事給与SaaS「Combosite人事給与」やHR共創プラットフォーム「PathosLogos」などを採用した。9月3日、パトスロゴスが発表した。グループ各社の人事業務を効率化するとともに、人事データの一元管理と活用を目指す。

 リーガルコーポレーションは1902年創業の靴メーカーで、各種靴の製造や販売、修理を手がけている。同社グループでは創造や挑戦、多様性を重視した人事制度への転換を掲げ、自律的な成長を促す育成基盤の構築や、テレワーク、短時間勤務といった柔軟な就労環境の整備に取り組んでいる。

 同グループの給与計算などの業務はシェアードサービス部門が担っている。しかし、卸売や小売、生産などグループ9社で事業形態や役割が異なるため、各社の給与体系や計算条件が多岐にわたり、手作業や表計算ソフトで補完する業務が生じていた。そのため特定の担当者の経験や習熟度に依存する場面が多く、不在時に業務継続が困難になる懸念があった。

 さらに、従業員から提出された紙の申請書を複数のシステムへ個別に入力し、目視確認やCSVデータの加工を経て給与システムへ渡すなど、システムやデータの分断による作業負担も大きかった。世代交代や人員構成の変化を見据え、各社に分散している人材データを一元的に把握し、適切な人員配置や組織運営に生かす基盤の構築も急務だった。

 同社はシステムの保守期限などを機にした更新ではなく、限られた人員でも経験年数を問わず安定して運用できる体制を整え、業務効率化と将来の人材活用を進めるため、給与を含む人事システム全体の刷新を決めた。

 採用にあたっては、Combosite人事給与が画面の案内に沿って項目を入力・選択でき、チェック機能によって作業の進捗や確認事項を視覚的に把握できる点を評価した。特定の担当者に頼っていた給与業務を標準化し、経験年数にかかわらず安定稼働できる体制を目指す。

 また、紙で行っていた入退社手続きや年末調整、身上変更申請などのペーパーレス化に向けて「SmartHR」を採用し、既存の勤怠管理システム「KING OF TIME」とCombosite人事給与をPathosLogosで連携させる。これにより二重入力やデータ加工の手間を省き、人事業務を効率化する。

 同システムではグループ9社の1400名に関わる人事データをPathosLogosに統合し、人事データ検索・分析ツール「PathosLogos Search」を使ってグループ横断で人材情報を把握できる環境を整える。社員のスキルや経験を可視化し、適切な人員配置や組織運営に活用していく。

 今後は、各種手続きの電子化とシステム連携を通じてグループ管理体制の構築と組織のスリム化を進める。一元化した人材データを根拠とした意思決定やグループ内の人的交流を促し、従業員エンゲージメントの向上と人的資本経営を目指す。

ニュースリリース