プライムプラネットエナジー&ソリューションズは、ThinQ Healthcareの組織タスク実行支援SaaS「コンプル」を導入した。7月23日、ThinQ Healthcareが発表した。全社で発生する各種手続きやアンケート回答などの依頼・催促を自動化し、管理側の負担軽減と現場のタスク漏れ防止を目指す。全社6000人規模で運用されており、年間数千時間規模の業務時間削減と平均タスク完了率93%を達成した。
車載用電池の開発・製造を手がける同社は、2020年の設立以降、組織基盤の構築に伴いアンケート回答や学習受講といった社内依頼が急増していた。従来はバックオフィス部門が目視で未対応者を抽出して個別に電話連絡を行うなど、管理側の運用負荷が大きかった。現場側も複数部署から五月雨式に届く依頼の優先順位が判断できず、処理漏れが発生する課題を抱えていた。
こうした課題に対し、リマインドの自動化や分かりやすいタスク管理機能を備えたコンプルの採用を決めた。導入にあたっては、混乱を防ぐため事前周知や動画での周知活動を段階的に展開した。
導入後は人事やIT、労務などの全社タスクに加え、製造現場での業務記録更新といった部門固有の定常業務にも活用が拡大した。全社アンケートの回答率が旧来の47%から80%へ向上するなどの成果が出ている。
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ コーポレート基盤本部経営システム部システム企画開発室バリューチェーンDXGグループ長の大野卓人氏は、「単なる督促管理システムを超え、社内業務の標準化を推進するツールとして活用したい。1アクションでタスクを完了させる意識を浸透させ、全社の生産性向上につなげる」とコメントしている。