プロサッカークラブ「FC大阪」を運営する株式会社F.C.大阪は、プロディライトが提供するクラウドPBX「INNOVERA」およびYealinkのIP電話端末を採用した。7月22日、プロディライトが発表した。試合開催日に全社員がスタジアムへ出向く運用下において、スマートフォンの代表番号発着信や全通話録音、対応履歴の共有体制を構築し、業務の属人化解消と固定機器削減による脱炭素化を推進する。
F.C.大阪は、Jリーグ所属のプロサッカークラブ「FC大阪」の運営をはじめ、地域振興や社会課題解決に取り組む企業だ。同社ではホームゲーム開催日になると営業や事務を含む全社員がスタジアム運営に赴くため、朝から夜まで事務所を不在にすることが多く、固定電話のリアルタイムな対応や案件管理に課題を抱えていた。また、従来の営業スタイルは個人対応が中心で業務が属人化しており、代表電話への折返し対応時に案件内容の把握が困難な運用となっていた。
こうした背景に加え、同社が注力する環境問題・脱炭素社会の実現(2040年の二酸化炭素排出量実質ゼロ目標)に向けた取り組みの一環として、物理的なPBX機器の撤去や移動削減によるCO2排出抑制を見込み、プロディライトのクラウドPBXのINNOVERAの採用を決めた。直感的に操作できる管理画面やスマートフォンアプリのINNOVERA Callの扱いやすさも選定の決め手となった。
導入後は、PCやスマートフォンから事務所の固定電話番号(代表番号)による発着信が可能となり、スタジアムや遠征先にいながら迅速な電話対応を行う体制を確立した。また、標準機能である全通話自動録音や受電履歴の把握により、過去の対応状況や案件内容をチーム内で即座に確認・共有できる環境を整え、業務の属人化を解消した。さらに、事務所に設置する固定電話端末を最小限(1台)に抑え、主装置や端末費用といった設備コストの削減も実現している。
今後は、IVR(自動音声応答)機能などのさらなる活用や自動化を視野に入れつつ、パートナー企業への環境配慮型ソリューションの普及・提案を通じて、社会課題解決とクラブ価値の向上を目指す。