大樹生命保険は、営業活動の効率化と顧客コミュニケーションの円滑化を目的に、既に導入済みのビジネスチャット「LINE WORKS」と連携させる構成でセールスイネーブルメントツール「Circle」を導入した。4月30日、LINE WORKSが発表した。営業職員を含む9500IDで運用を開始し、個別のチャット対応に加え、属性に応じた一斉配信を組み合わせることで、営業活動の質とスピードの両立を図る。
大樹生命では、2024年7月より営業職員の業務用スマートフォンにLINE WORKSを実装し、顧客との円滑なコミュニケーションを推進してきた。2025年5月には新型の営業端末「T-Book」を導入し、スマートフォンとの併用による相乗効果の創出を目指している。その過程で、対面チャネルだけでなくデジタルを介した非対面チャネルの可能性を広げ、よりタイムリーな情報提供を行うための基盤整備が課題となっていた。
Circleの採用にあたっては、LINE WORKSと連携して顧客情報とLINE友だち情報を統合管理できる点や、一斉メッセージ配信、自動追客指示といったセールスオートメーション機能が評価された。導入にあたっては、ソフトバンクがセールス&サポートパートナーとして支援を行った。
新システムの運用開始により、自社開発のWebアプリケーションとCircleを連携させ、年齢や家族構成などの属性に応じた一斉情報発信が可能となった。これにより、個別の商品案内やキャンペーン情報を適切なタイミングで顧客へ届けられるようになり、営業活動の効率化が大幅に進んだ。また、営業プロセスの自動化を支援することで、営業担当者の業務負荷を軽減しながら、より効果的なプロモーション活動を実現している。
今後は、T-Bookに最新のデジタル技術を段階的に取り入れ、さらなるサービス向上を図る。Circleについても、コンテンツ配信の効果可視化やAI技術との連携といった先進機能の実装を予定しており、包括的な営業DX基盤への進化を目指す。