ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング、那珂工場の日常点検にロボット3台

2026年10月2日09:00|ニュース|CaseHUB.News編集部
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 ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリングは、那珂工場(茨城県ひたちなか市)のクリーンルーム内にあるSub-Fabエリアの日常点検に、ugoの点検AIロボット「ugo mini」を導入している。ugoが10月1日に発表した。2025年からの実証実験を経て本導入に移行し、現在は3台を導入し運用している。日常点検業務の省力化を目指す。

 半導体業界では、人財の採用市場で競争が激化し、人手不足への対応が課題となっている。半導体工場は敷地が広く、多数の生産装置の点検に工数を要することも課題だ。ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリングは全社的にスマートファクトリー化を進め、こうした課題への対応を図っている。

 ugo miniの導入は、2025年の実証実験から始まった。実証実験を経て本導入に移行した後、段階的に台数を増やし、現在は那珂工場内に3台を導入している。

 導入場所は、クリーンルーム内の付帯設備が設置されたSub-Fabエリアで、清浄度はISO Class 6相当という。ugo miniは工場内を自律走行し、設備の点検箇所をカメラで撮影してレポートに保存する。取得した点検データはAPI経由で既存の点検システムと連携し、日常的な設備点検の効率化を図る。

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クリーンルームで稼働するugo miniのイメージ

 ugoは2026年6月、ugo miniがISOクリーンルーム規格のClass 4相当環境での運用に適した水準であることを確認した。今回のSub-Fabエリアへの導入には、この知見を生かした。

 ugo miniは、4Kカメラと3D LiDARを搭載し、自律走行とAIによるメーター読み取りに対応するAI点検ロボットだ。データセンターや精密機器工場など、静粛性と清潔さが求められる環境での設備点検を想定する。2025年の発売以降、2026年3月には累計出荷台数が100台を突破した。

 今後は、那珂工場内の他エリアや他拠点への展開も視野に、評価と検討を進める。

ニュースリリース