自由が丘 ミューズスクエア、既設防犯カメラとAIで人流を可視化 データ主導の施設運営へ

2026年9月17日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 複合商業施設「自由が丘 ミューズスクエア」は、アジラの人流データ活用プラットフォーム「asilla BIZ」を正式導入した。アジラが9月16日に発表した。9月17日の施設開業とともに運用を開始する。既設の防犯カメラ映像をAIで解析し、来館者の動向を把握することで、データに基づく施設運営の基盤づくりを進める。

 商業施設の運営では、来館者の動向を的確に把握し、テナント誘致やプロモーション施策、館内運営の最適化につなげることが施設価値の向上につながる。東急東横線や大井町線の自由が丘駅前に位置する自由が丘 ミューズスクエアは、地上15階、地下3階建て、延床面積約46000平方メートルの複合施設。地下1階から地上5階の商業ゾーンに加え、事務所や住宅を備え、幅広い層の来館が見込まれている。こうした施設特性を踏まえ、開業前の竣工段階からデータに基づく運営手法を検討してきた。

 従来、人流データの取得には専用の計測機器を新たに設置する必要があった。これに対しasilla BIZは、施設にすでに設置されている防犯カメラの映像をAIで解析できる。機器の購入や工事を伴わずに導入しやすい点と計測精度が評価され、導入に至った。

 同施設では、施設の出入口における通行人数を計測し、日次や月次の来館者数の推移を客観的な数値として把握する。さらに、フロアやエリアごとの通行状況を測定して館内の回遊傾向を可視化し、館内動線やフロア構成の評価、来館者の満足度向上に向けた施策の検討に活用する予定だ。イベント実施時の人流変化も記録し、販促施策や運営の最適化に向けた分析基盤として役立てる。

 今後は、蓄積したデータをもとに来館者の満足度向上に向けた具体的な施策の立案と効果検証を進める。

ニュースリリース