Fisica、CreoとWindchillを採用 防衛関連製品の設計・開発基盤を標準化

2026年9月17日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 防衛関連製品メーカーのFisica Applied Technologiesは、エンジニアリング環境における製品設計・開発基盤として、PTCのCADソフトウェア「Creo」とPLMソフトウェア「Windchill」を採用した。PTCジャパンが9月16日に日本語版リリースを公表した。4つの事業部門と複数拠点にまたがるエンジニアリング組織の連携を支え、複雑な防衛関連プログラムで求められる設計の一貫性、構成管理、トレーサビリティの確保を目指す。

 Fisica Applied Technologiesは、航空機搭載用および地上設置型のアンテナ、電磁システム、シミュレーター、高耐久バッテリーなどを手掛ける防衛関連製品メーカー。米L3Harrisからのスピンオフを経て、主要アンテナシステムプロバイダー3社との統合により設立された。組織再編に伴い、4つの事業部門と複数拠点にまたがるエンジニアリング組織の間で、シームレスに共同作業を進められる共通のデジタルエンジニアリング基盤の構築が課題となっていた。

 同社は、複雑な防衛関連プログラムで求められる設計の一貫性、構成管理、トレーサビリティの確保に向け、CreoとWindchillを選定した。CADとPLMを共通の製品開発基盤として標準化・運用することで、短期的な業務ニーズと長期的な事業成長の双方を支える環境を整備する。

 技術基盤の選定では、各拠点のエンジニアリングチームが培ってきた知見やスキルを生かせる点を重視した。PTCによると、同社は既存の知識・経験を活用できる基盤を採用することで、迅速な立ち上げと効率的なコラボレーションを実現し、データやプロセスに対する高い信頼性を維持している。

 Fisica Applied Technologiesでビジネスディベロップメント担当バイスプレジデントを務めるAdam Erskine氏は、「複数の組織とエンジニアリングチームを統合するにあたり標準化は不可欠だった。チームがこれまで培ってきた知識や経験を生かせる技術基盤を採用したことで、迅速な立ち上げと効率的なコラボレーションを実現し、初日からデータやプロセスに対する高い信頼性を維持できた」とコメントしている。

ニュースリリース