ADX ConsultingがOracle Fusion Cloud ERPで経営基盤を刷新

2025年2月12日21:14|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ADX Consultingは2月12日、クラウドERP「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」を自社に導入したと発表した。フルリモートを前提とする業務環境において、Oracle Fusion Cloud ERPで事業ポートフォリオの変更に迅速かつ柔軟に対応できる経営基盤を構築し、事業運営の効率化を図る。

 同社はこれまで、企業の情報システムを持続的に成長する統合情報基盤へと進化させ、DX推進に寄与してきた。特にOracle Fusion Cloud ERPのパートナーとして、顧客企業の経営力向上に取り組んでいる。

 今回のERP導入では、業務プロセスの可視化と効率化、事業成長の加速、コスト削減と生産性向上を目指す。リアルタイムデータ分析と自動化されたプロセスを活用し、迅速かつ正確な意思決定を実現する。統合されたシステムの柔軟性と拡張性を活かし、さらなる事業展開を推進する。さらにクラウドベースの運用により、ITコストの最適化も図り、従業員が付加価値の高い業務に集中できる環境を整備する。

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レポート機能による仕分、残高状況の管理画面

 導入にあたり、自社開発のセットアップツール「Madis」とADX Consulting独自のERP導入メソッド「ADXメソドロジー」を活用した。Madisを用いてOracle ERPのセットアップ作業を自動化し、作業時間を短縮、効率的なシステム導入を実現している。また、ADXメソドロジーにより、プロジェクトの各工程で目的やインプット・アウトプットの明確化も実現した。加えて標準化されたプロセスを採用し、1.5か月という短期間で導入を実現した。

 ADX Consultingは今後、Oracle Fusion Cloud ERPを活用して業務プロセスの最適化を進めるとともに、さらなる事業価値の創出を目指す。常に変化し続ける市場で顧客に最適な価値を提供するため、より効率的で柔軟な事業運営を実現し、次の成長段階へと進む準備を整える。

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