AGSグループ、案件管理ツールで経営判断の精度向上

2024年9月9日08:30|ニュースリリース公開日 2024年3月19日|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 AGSグループが営業支援ツール「DPS for Sales」を採用し、案件管理のデジタル化を進めることを、NTTデータ イントラマートが3月19日に発表した。AGSグループは、この導入により経営判断に必要な数値の正確性担保を目指している。

 AGSグループは、税務・会計サービスを中心に、IPOや企業再生、M&A、国際税務・会計顧問、海外進出・撤退など、顧客の成長ステージに合わせた幅広い支援を展開する日本発の独立系総合型アカウンティングファームだ。近年の事業拡大と人員増加に伴い、営業活動における案件管理のデジタル化とデータ分析の必要性が高まっていた。

 従来、AGSグループの案件管理はExcelを用いて行われており、一つの案件に携わる複数のメンバーが各々に重複して作成・管理していた。テンプレートは統一されていたものの、金額などの情報はメンバーの捉え方によってばらつきがあり、手作業による集計に多くの時間と労力を要していた。

 こうした課題を解決するため、AGSグループはNTTデータ イントラマートの「DPS for Sales」を採用した。選定理由として、既存の業務システムプラットフォームintra-martとの連携性、自社の営業スタイルに合わせたカスタマイズ性、将来的な機能拡張を見据えた他システムとの連携容易性、長期利用を想定した費用対効果などが挙げられている。

20240319_AGS.jpg

 作業の標準化と効率化、正確な数値に基づく適切な経営判断、全案件のデータ分析による新規受注機会の創出などの効果を期待している。

 AGSグループの担当者は「DPS for Salesを名刺管理や販売管理など他システムと連携させ、営業活動の部分最適に留まらず、案件データを起点に後続の全作業が進む全体最適な業務プロセスを目指す」と述べている。

ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006592.html