トモズ、AI活用で商品マスタ整備を自動化 データ活用基盤を構築

2024年10月9日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ドラッグストアのトモズは、社内共通で使用可能な基本商品マスタを整備するため、Lazuliのクラウド型商品マスタ「Lazuli PDP」を採用した。10月8日、Lazuliが発表した。

 トモズは首都圏を中心にドラッグストア「トモズ」を252店舗展開するほか、「Tomod's ONLINE SHOP」も運営している。これまで商品マスタの整備には膨大な時間と労力がかかるため、基本マスタの整備には着手できていなかった。そこでAIを活用し商品マスタ整備を自動化するLazuli PDPを導入して、ECへの活用に加え、レシート管理や店頭POP、商品発注、データ分析など多岐にわたるデータの活用先に対して必須な商品データを収集、生成・加工し、社内共通で使用可能な商品マスタの構築を目指す。

 Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整備、連携するためのクラウドサービス。製造業者や小売業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。これらの情報がLazuli PDPを通じて、ユーザーに提供される。

 Lazuli PDPの導入により、AIを活用して自動で収集した商品情報が使用可能になり、人力で商品データの収集を行う必要がなくなる。これにより、商品情報の収集や商品マスタ登録・整備において人的工数をかけずに、多様なデータ活用を実現する基本商品マスタの構築が可能になる。

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