オタフクソース、AIで商品開発を効率化、キービジュアルを生成し開発初期段階でイメージ共有

2024年10月17日17:15|ニュースCaseHUB.News編集部
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 オタフクソースは、新商品開発において、株式会社プラグが提供するキービジュアル生成AI「Crepo パッケージデザインAI」の新機能「キービジュアル生成」を導入した。10月17日、プラグが発表した。

 オタフクソースは、これまでキービジュアルは商品デザインが確定した最終段階で作成し、リーフレットやホームページで発信する目的で活用してきた。しかし、開発初期段階でコンセプトをビジュアル化することで、関係者間で商品イメージを共有し、議論を活発化させて開発期間の短縮につなげたいと考えていた。

 プラグのキービジュアル生成は、あらかじめ設定された5つのテーマから1つを選び、フォーマットに従って商品名などの商品情報を入力するだけで、キービジュアルが生成される。プラグが30年以上商品開発支援に携わってきた経験により、企業が必要とするキービジュアルが生成されやすいよう設計されているため、面倒なプロンプトの調整は不要となる。

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キービジュアル生成例

 オタフクソースマーケティング部家庭用商品企画課の河村裕美氏は、「開発初期段階でコンセプトをビジュアル化して、商品開発を進めるという考え方が目からうろこで、導入に至った。今回はキービジュアル機能を使ってパッケージのイメージをデザイナーに伝える場面や、提案資料の中で商品ターゲットのペルソナを伝えるために活用している。デザイナーに依頼したらその日のうちに作成することは不可能だが、このAIであればすぐにビジュアル化できるのが魅力だ」とコメントしている。

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