三島市は、10年ぶりとなる市公式ウェブサイトの全面リニューアルに合わせ、アイアクトが提供するAI検索サービス「Cogmo Enterprise 生成AI」を採用した。2月5日、アイアクトが発表した。生成AIがサイト内の情報を要約して回答する機能を備え、市民が目的の情報にスムーズにたどり着ける次世代型の検索環境を構築した。
三島市は2026年2月5日に市公式ウェブサイトを刷新した。従来のサイト内検索エンジンでは、利用者が目的のページにたどり着けないといった課題や、運用面で検索精度のコントロールが困難な側面があった。今回のリニューアルでは、初めてサイトを利用する人でも迷わずに目的を達成できることを目指し、サイト構造の抜本的な見直しとともに検索エンジンの再検討を進めてきた。
選定にあたり、多くの自治体での導入実績に加え、AIによる高度な回答生成とノーコードでの検索精度コントロールを両立できる点を評価し、Cogmo Enterprise 生成AIの採用を決めた。同サービスは、文章による自然言語での検索に対応しており、利用者は「予防接種の手続きを知りたい」といった文章のまま直感的に検索できる。
最大の特徴は、ChatGPTと連携したRAG(検索拡張生成)機能の活用だ。AIがサイト内の複数のページから関連情報を抽出・集約し、回答を提示する。これにより、利用者は複数のリンク先を個別に確認することなく、即座に情報を把握できる。また、運用のしやすさも特徴で、市の担当者が専門知識を必要とせずノーコードで検索精度を調整できるため、市民のニーズに応じた迅速な情報更新が可能となる。
システムの導入にあたり、アイアクトが最適な検索精度を実現するための初期調整や運用支援を担当した。導入後も、運用の定着や業務効率化に向けたサポートを継続的に提供する体制を整えている。
ニュースリリース
https://cogmo.iact.co.jp/news/20260205