アフラック、営業力強化を目指し自律型AIエージェントを導入

　アフラックが、営業活動の効率化と営業力強化を目的に「Agentforce」を採用した。4月9日、セールスフォース・ジャパンが発表した。

　アフラックは、営業社員や保険代理店の募集人の活動支援のするため、国内で初めてAgentforceを本番稼働させた。同社はデジタルテクノロジー戦略の一環としてAI活用を推進しており、「感動的なお客様体験の提供」と「お客様の多様なニーズに寄り添うエコシステムの構築」を目指している。今回の導入は、これまで活用していた生成AIに加え、自律型AIエージェントを取り入れ、この取り組みを深化させるものだ。

　Agentforceは、自律型AIとして複雑なタスクを高い精度で処理できる点が特徴。アフラックでは、このソリューションを営業活動全般に活用することで、業務効率化と顧客体験向上の両立を図る。特に、エンドツーエンドでの営業プロセスへの適用が期待されており、将来的にはさらなる効果が見込まれる。

　Agentforceは、高いタスク処理能力と既存システムとの統合性、SalesforceのCustomer 360アプリケーションやData Cloud、Einstein AIとシームレスに連携可能であり、人とAIエージェントが協働するプラットフォームとして評価された。また、既存の生成AIでは対応が難しかった複雑な業務にも対応できる点が選定理由として挙げられる。

ニュースリリース

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