アズビル、生成AI活用で確認作業を効率化 1000名規模で法改正・社内規定を横断検索

2026年8月4日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 アズビルは、ファンリードの生成AI活用ナレッジマネジメントシステム「STiV」を採用した。8月3日、ファンリードが発表した。建物市場での改修やリニューアル需要拡大に伴い、増大していた工事関連法令や社内規定などの確認業務を効率化。メンテナンスサービス領域を中心に約1000名規模で活用し、業務効率化とコンプライアンス強化を図る。

 アズビルはビルや工場、住宅分野の計測・制御機器を手がける大手メーカー。近年、建物市場における改修やリニューアル需要の拡大に伴い、サービス部署ではメンテナンス業務に加え、中小規模の建設工事への対応を拡大していた。これに伴い現場担当者が確認すべき情報が、製品仕様だけでなく建設業法や下請法といった法令、工事関連の社内規定にまで大幅に増加。適切な確認環境の整備と働き方改革への対応から、検索および確認業務の効率化が課題となっていた。

 こうした課題を解決するため、取扱説明書やスペックシート、業務標準、社内規定を横断的に検索できるSTiVの採用を決めた。本格導入に先立ち約30名による3から4ヶ月間の試行運用を実施し、効果を検証した。

 STiVは回答にあわせて参照元資料や該当箇所を提示する機能を備えており、ハルシネーション(事実に基づかない回答)を抑制できる点を評価。また、ユーザー数に応じた課金体系である一般的なシステムと比較し、利用人数増加に伴うコストメリットが大きい特性も大規模運用の決め手となった。

 導入により自席や現場のタブレット端末から法令や社内規定を容易に横断検索できる環境を整備した。曖昧な記憶からでも該当資料に容易にアクセスできるようになり、情報検索に要する時間を削減した。

 同社担当者は、「曖昧な記憶からでも該当する資料や記述箇所にすぐにアクセスできるようになり、情報検索の時間を縮小できた。以前は確認に時間がかかっていた事項にも迅速に対応できるようになり、現場の業務効率が格段に向上した」とコメントしている。

 今後は社内での利用拡大や登録資料の継続的な更新・管理を進めるとともに、将来的には協力会社への活用展開も視野に入れて取り組む。

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